インクが散ってしまう

  • 印刷時の設定や環境要因の可能性がございます。以下をご確認ください。

このような現象が出る場合は、以下の原因に合わせた対処方法をご確認ください。


症状原因確認事項
インクが散ってしまう吐出不良・ヘッド周囲要因の可能性 「対処方法1」をご確認ください
メディア厚み・ヘッドギャップの設定要因 「対処方法2」をご確認ください
高低差のあるメディアへ印刷 「対処方法3」をご確認ください
静電気の影響 「対処方法4」をご確認ください



対処方法1
飛行曲がりなどの吐出不良によってインクが散っている可能性が考えられます。
また、ヘッド周囲の細かい汚れ等の影響を受けている可能性があります。
クリーニング、ノズル洗浄、ヘッド周辺の清掃をお試しください。
ノズル洗浄の方法は『取扱説明書』 -> 「第4章 お手入れ」 -> 「ノズル洗浄」をご参照下さい。
UJF-3042/6042MkII、UJF-3042/6042MkIIeの『取扱説明書』はこちら

ヘッドノズルの直拭きもお試しください。手順は、以下の動画を参考にしてください。
動画:ヘッドノズルの直拭き


対処方法2
実際に印刷するメディアの厚みよりも、設定されているメディア厚みの方が厚く設定されていませんか?
メディア厚みを厚く設定し過ぎることで、ヘッド表面と印刷面の間が開き過ぎてしまい、インクが散ってしまう要因になります。
また、ヘッドギャップの設定値が大きくなると、メディアとヘッド面の隙間が長くなることでインクが散りやすい傾向になります。





対処方法3
高低差のあるメディアへ印刷する際は、「LDモード」を使用して
印刷してください。RIPソフトのメディア名の先頭に、「LD1」や
「LD2」と記載されているプロファイルを使用してください。
LD1は、高低差が2.5mmまでのメディアに使用します。
LD2は、高低差2.5mm~4.5mmのメディアに使用します。






対処方法4
メディアの保護フィルムを剝がす際に、ゆっくり剝がすことで静電気の発生を抑えられます。

プリントする前に、静電気除去ブラシやイオナイザーを使用することで静電気を除電することができます。
イオナイザーを使用しても散りが起きる場合は、電極針の清掃をお試しください。
イオナイザーの取扱説明書はこちら

 ※じゅうたんなどの上に機械を設置すると、静電気が発生しやすくなりますのでご注意ください。
 ※除電スプレーを使用することは、お避けください。

湿度が低いと、吐出が安定しないことで印刷に影響が出る可能性があります。
静電気発生を抑える対策にもなりますので、加湿器などを使用して、本体仕様上の湿度範囲(35~65%Rh)に加湿してご使用ください。


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